便秘|たかやま内科・消化器内視鏡クリニック|瀬戸市の内科・消化器内科・内視鏡クリニック

〒489-0931 愛知県瀬戸市高根町2丁目83-1

便秘 BOWEL TROUBLE

便秘

便秘とは

便秘とは、便の回数が少ない、便が硬い、出しにくい、残便感があるなどの状態を指します。
毎日出ない=異常とは限りませんが、つらさがある/生活に支障がある場合は治療の対象になります。
生活習慣によるものが多い一方で、大腸の病気が隠れていることもあるため注意が必要です。

このような症状はご相談ください

  • 3日以上排便がない、便が硬い
  • 強くいきまないと出ない
  • お腹の張り、腹痛がある
  • 便が細くなった、残便感が強い
  • 便秘と下痢を繰り返す
  • 血便がある
  • 急に便秘になった
  • 市販薬を使っても改善しない
※血便、体重減少、貧血、急な便秘がある場合は検査をおすすめします。

便秘の主な原因

【生活習慣による便秘(機能性便秘)】

  • 食物繊維不足、水分不足
  • 運動不足、ストレス、睡眠不足
  • 朝食を抜く、排便を我慢する習慣 など
【体質・腸の動きに関係する便秘】
  • 腸の動きが弱い(弛緩性便秘)
  • 排便のタイミングがうまく合わない(排便障害)
  • 過敏性腸症候群(IBS) など
【病気が原因の便秘】
  • 大腸がん/大腸ポリープ
  • 腸閉塞、炎症性疾患 など

刺激性下剤を飲み続けると「効きにくくなる」ことがあります

市販薬や一部の処方薬には、腸を刺激して動かす「刺激性下剤」があります。
短期間の使用では有用ですが、長期間続けると次のような問題が起こることがあります。

  • だんだん効きが悪くなり、量が増えてしまう
  • 薬が切れると出にくくなる(薬に頼りやすくなる)
  • 腹痛や下痢を起こしやすい
  • 便秘がかえって悪化したように感じる
「毎晩飲まないと出ない」「量が増えてきた」場合は、治療の組み立て直しが必要です。

少しずつ整える治療(刺激性→非刺激性へ切り替え)

当院では、状態に合わせて
・刺激性下剤を少しずつ減らしながら
・非刺激性の便秘治療薬へ切り替え
・腸の状態を整えていく
という方針で治療を行います。
急にやめると便秘が悪化することがあるため、無理のないペースで調整します。

最近は便秘の新しいお薬もあります

便秘治療は「刺激性下剤だけ」ではありません。症状や体質に合わせて、次のような選択肢があります。

【便をやわらかくして出しやすくする薬】

  • アミティーザ(ルビプロストン)
  • リンゼス(リナクロチド):便秘に加えて腹痛や膨満感がある方にも
【胆汁酸の働きを利用して便を出しやすくする薬】
  • グーフィス(エロビキシバット)
※お薬には合う・合わないがあります。診察の上で適応がある場合に使用します。

当院で行う検査

便秘の背景に病気が隠れていないか、必要に応じて検査を行います。

  • 血液検査
  • 腹部CT検査
  • 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
血便、急な便秘、体重減少などがある場合は、早めの検査が大切です。

当院の便秘治療

  • 食事/水分/運動/排便習慣の見直し
  • 便の状態に合わせた内服調整
  • 刺激性下剤の長期使用がある方は、非刺激性への切り替えを含めて治療計画を作成
  • 必要に応じて大腸カメラ/CT検査を提案
「便秘は体質だから仕方ない」とあきらめず、一緒に整えていきましょう。

受診の目安

次の症状がある場合は、早めにご相談ください。

  • 血便、黒色便
  • 急に便秘になった
  • 体重減少、貧血
  • 強い腹痛、嘔吐
  • 市販薬や刺激性下剤が手放せない