マンジャロ(チルゼパチド)による自費診療について

マンジャロとは
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、GIP受容体作動薬とGLP-1受容体作動薬の作用をあわせ持つ注射製剤です。主に2型糖尿病の治療薬として用いられており、血糖改善に加えて、食欲の抑制や体重減少が期待される薬です。チルゼパチドは週1回投与の薬剤で、日本では2型糖尿病に対して承認されている医療用医薬品です。 近年は、同じ有効成分であるチルゼパチドが「ゼップバウンド」の販売名で肥満症に対して保険適用となり、新たな治療選択肢として注目されています。ただし、ゼップバウンドは誰でも保険で使用できる薬ではありません**。投与の要否は、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られないことを前提に、BMI 27kg/m²以上で2つ以上の肥満関連健康障害を有する場合、またはBMI 35kg/m²以上など、定められた要件を満たす肥満症患者かどうかを確認したうえで判断するとされています。 さらに、保険診療でゼップバウンドを使用するには、一定の要件を満たす医療機関であることが求められています。最適使用推進ガイドラインでは、副作用発現時に必要な対応が可能な医療機関で使用することが重要とされており、診療体制、関連領域との連携、常勤医師や管理栄養士などの施設・人員面の要件が示されています。
当院の方針
当院では、マンジャロを安易に処方することはありません。 まずは医師が診察を行い、現在の体重やBMIだけでなく、既往歴、内服薬、糖尿病や高血圧・脂質異常症の有無、食生活、生活習慣、これまでの減量経過などを確認したうえで、治療の適否を慎重に判断します。現在の日本の公的資料でも、肥満症に対する薬物療法は、食事・運動・行動療法から成る生活習慣改善療法で十分な効果がみられない場合に考慮するとされています。 そのため、当院では「とにかく痩せたいからすぐ処方してほしい」というような目的だけでの処方は行っておりません。薬だけに頼るのではなく、食事内容、運動習慣、睡眠、生活リズムの見直しも含めて、無理のない形で継続できる治療を大切にしています。体重減少だけでなく、将来的な生活習慣病の予防や体調管理につながることを重視しています。
定期的な通院について
この治療は、処方して終わりではありません。 マンジャロの使用中は、体重変化だけでなく、食欲の変化、吐き気や便通異常などの副作用の有無、脱水の兆候、必要に応じて血糖や全身状態の確認が重要です。そのため、当院では定期的な通院を前提として治療を行います。体調確認をしながら、必要に応じて用量調整や継続可否の判断を行います。これは現在の当院ページでも「継続的な体調確認を行う」と明記している方針に沿うものです。 特に、自己判断で急に増量したり、通院を中断したまま使用を続けたりすると、副作用のリスクや体調悪化につながることがあります。安全に治療を続けるためにも、医師の管理のもとで継続することが大切です。
副作用・注意点
マンジャロをはじめとするこの系統の薬では、胃腸症状が比較的多くみられます。代表的なものとして、悪心、嘔吐、下痢、便秘、食欲不振などがあります。当院の現在のページでも同様の副作用を案内しています。これらは開始初期や増量時に出やすいことがあり、症状の程度には個人差があります。 また、他の糖尿病治療薬を併用している方では低血糖に注意が必要です。さらに、膵炎、胆嚢疾患などの報告もあり、強い腹痛、持続する嘔吐、発熱を伴う症状などがある場合は、速やかに受診が必要です。厚生労働省・PMDAでも、GLP-1受容体作動薬やGIP/GLP-1受容体作動薬について、適応外使用を安易に勧める広告等に注意喚起が行われています。 副作用をできるだけ抑えながら治療するためには、少量から開始し、体調をみながら段階的に調整すること、そして無理な食事制限や脱水を避けることが大切です。症状が強い場合には、継続しないほうがよいこともあります。当院では、安全性を最優先に、治療継続の可否を判断します。

リベルサス
同じような系統の薬として、リベルサスがあります。リベルサスは有効成分がセマグルチドの経口薬で、日本では2型糖尿病の治療薬として位置づけられています。厚生労働省・PMDAの資料でも、リベルサスは2型糖尿病治療薬として扱われ、肥満症適応の製剤としては別にウゴービが位置づけられています。 注射に抵抗がある方では、内服薬であるリベルサスが選択肢になることもあります。ただし、薬ごとに特徴や副作用、向き不向きが異なるため、どの薬が合うかは診察のうえで判断します。患者さんの体格、既往歴、生活スタイル、通院のしやすさ、副作用の出方などを総合的に見てご提案します。
重要な注意事項
本治療は自由診療です。効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。また、既往歴や体調、併用薬によっては、医師の判断で処方できない場合があります。当院では、適応をよく見極めたうえで、安全性を重視して治療を行っています
料金表
肥満外来
| マンジャロ | 【2本】 2.5mg:12,000円 5mg:17,000円 7.5mg:22,000円 10mg:25,000円 12.5mg:30,000円 15mg:34,000円 |
|---|---|
| リベルサス(30日分) | 3mg(30錠):11,000円 7mg(30錠):22,000円 14mg(30錠):33,000円 |
| 内臓脂肪CT | 3,300円 |
※表示金額はすべて税込みです
お支払方法

当院では、下記のお支払方法が可能です。
- 現金
- 現金でのお支払い
- クレジットカード
- VISA/JCB/
Mastercard/など